厳しい労働条件から看護師不足が深刻だ。県内でも今年度1000人以上が不足している。この中で、水戸市五軒町の大成女子高(額賀修一校長)看護科(5年制)の3年生35人が30日、臨床実習に入るのを前に戴帽式に臨み、厳粛なムードの中、生徒たちは決意を新たにした。
式には、保護者や入学を希望する中学生らも出席した。35人は一人ずつ教官から純白のナースキャップをかぶせてもらった。この後、暗闇の中、キャンドルを手に、ナイチンゲール誓詞(せいし)を朗読した。
真新しいキャップを着けた住谷真実さん(17)は「小さいころ入院し、看護師さんに優しくしてもらってうれしかった。私も患者の痛みがわかる看護師になりたい」と感激した面持ちで話した。
02年に開設した同校看護科は希望者が多く、今年度の入試倍率は2・5倍を超えた。
しかし、医療現場では長時間労働や責任の重さから離職率も高い。日本看護協会のまとめでは、近年の離職率は年間1割以上で、新卒者の1年以内の離職率は9%前後に達している。
県看護協会はさらに、待遇や教育体制の違いから大病院に人材が集まる半面、個人病院や診療所でとくに人材難が進行していると分析する。根村早苗常任理事は「看護師の資格者は多いが、適材適所に人材が供給されていない」と話す。一方で「看護師の仕事は、教科書通りではなく、患者さんごとに症状も違う。勉強する面白さがあることを知ってほしい」とこれから看護師を目指す人に期待している。【山内真弓】
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医療・介護業界はいろいろ厳しいです。
見かけよりもずっと・・・。
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